「第三者監理」・・・あまり聞きなれない言葉かもしれません。
簡単にご説明致しますと、第三者の建築士の方が図面や施工に不備がないかをチェックしてくれるサービスのことです。
では何故、契約するハウスメーカーや工務店に任せておくのはいけないのでしょうか?
当然、不思議に思いますよね・・・
「欠陥住宅」
「違法住宅」や「欠陥住宅」というワードを聞きませんか?
住宅業界において多くの場合、契約したハウスメーカーや工務店ではなく建築工事はその下請け会社が施工致します。
これは、住宅業界の最大の問題点だと個人的には思っております。
設計図は一流でも、それを施工する会社はそうとは限りません。
もっと言えば、良い大工さんを多く抱えている会社が一番であり企業のネームバリューだけでは安心できるお家を建てることは出来ないのです。
確かに、大手ハウスメーカーなら有事の際の保証はしてもらえる確率は上がりますが原因の立証は難しいのが現実です。
「第三者監理」に対する批判と狙い
たまに
「第三者監理はお金の無駄だ」
「戸建てでは意味がない」
「そんな面倒なこと言ってると、どこの工務店も家を建ててくれなくなるよ」
とか批判する人がいます。
本当にそう思いますか?
一般的には、自分たちに都合が悪いと世の中「批判」となりますよね。
ハウスメーカーや工務店の中には、第三者監理の話を持ち出すと途端に怪訝な顔をされる方がいるのも事実です。
やっぱり関係者以外が建築現場に来て、しかも専門家(建築士)に写真とか取られたら職人さん達も緊張しますよね・・・
でもそれが狙いなのです!!
現実
あの・・・
「第三者監理」を入れてお家を建てたいと思っています。
大丈夫でしょうか?
そんなのお金の無駄ですよ
うちはしっかり施工管理していますから、そんなサービス必要ないですよ!!
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でも本心では
(うわぁ何だか面倒な客だな)
まぁ、こんな感じです(笑)
取捨選択
もし、「第三者監理」の話をして否定的なコメントをする会社があるならその会社を選択肢から外せばよいだけです。
ある意味「踏み絵」的な使い方が出来ます。
人生において一番高い買い物になるかもしれない住宅購入です。
「第三者監理?どうぞうちは全然問題ないですから入れて下さい」
「お互いに納得いく良いお家を建てましょう!!」
ぐらい言ってくれて当たり前なのですから。
効果
●不安解消
●手抜き工事の抑制
●第三者によるアドバイス